親父の小言

親父的な言葉で、世の中の出来事を語ります!!!

東京2020

東京オリンピックの開催について、論議しているようですが、無観客での開催はありえないと思っています。
各種施設を用意するのに、多額の資金を使っているのと、4年に一度のビッグイベントを間近で見たいという、たくさんの人たちがいるからです。


現実的に、各種施設での、テストマッチが中止になったり、世界的に見ても、五輪代表決定戦等が多数中止となっています。
アスリートにしても、納得のいかない形での代表選抜や、開催の可否がはっきりしない現状では、モチベーションが上がらず、最高のパフォーマンスが発揮できないかもしれません。


そこで、トランプ大統領も言っていますが、早い段階での開催延期を決定すべきです。
各競技団体ごとに、代表戦や、選抜方法の見直しをしなければならないし、建設した各種施設の転用等の予定も再検討が必要になります。
でも、開催するつもりで準備を進めて、ぎりぎりのタイミングで、やっぱり中止、または延期という結論を出して、混乱を招くよりは、早い段階で開催延期を決断すれば、問題を最小限に留め、軌道修正が可能なものだと思うからです。


とりあえず、17日のIOCの緊急会合の行方を見守りたいと思います。

新型コロナウィルス 2

北海道では、3月6日現在90人の感染者が発表されています。


いまや各地でクラスターと呼ばれる、一気に感染者が増える現象が各地で報告されています。
しかし、そもそも北海道の感染の発端は、「さっぽろ雪まつり」にあると思うんです。
誰も、このことを声を大にして言う人がいませんが。


雪まつりが開催された時期は、中国・武漢での感染が報道されて、中国政府は団体旅行を禁止したタイミングでした。
ところが、日本政府の水際対策はほとんど無策で、個人旅行の中国の人たちは大量に来日し、雪まつりにも大勢来られていました。


例えば、熊本で最初に発表された感染者は、札幌に来られていたようですし、雪まつり会場で事務作業をしていた札幌の人も感染しています。
これは、あくまで氷山の一角です。


やっと、保健所を通さずに、検査ができる体制になったので、検査が断られる人は少なくなると思いますし、今後、簡易検査が可能になった場合、飛躍的に感染者の数が増えるものと想像できます。


とにかく、初期段階の水際対策、雪まつりという海外からこられる大勢の観光客に対する予防対策、いずれも完全なものではなかったと言えます。
少なくとも、私の予想では、GWくらいまでは、新型コロナウィルスの問題は続くと考えていますが、観光関連、飲食業をはじめとして、たくさんの事業者は、その時期まで今の状態が続くと、事業を継続できないところが多く出てくるでしょうが、政府が発表している支援策も、多くの事業者には届かずお粗末なものです。


政府が責任を持って、全ての問題を早期に解決する方策を次々と、打ち出してもらいたいものです。

新型コロナウィルス

北海道では、道内に在住する人が、中国への渡航歴が無い2次感染と思われる人が、重篤な状態で入院されています。
この方の居住地や、職業等の情報を一切公表されていません。
個人情報の問題と説明していますが、それ以上に、一般の市民が感染を予防する上で、最低限の情報開示は必須だと思うのです。
仮に、東京の例のように、屋形船の利用客が減り、風評被害が発生する可能性がある場合には、国や道が保証するくらいの決断が必要です。


居住地が分かれば、行動範囲の公共交通機関や、施設等、衛生状態を改善したり、感染の可能性があるかもしれない人が、早い段階で、ウィルス検査をできるようにするとか、感染拡大の予防に絶大な効果が期待できるはずです。


このような道の対応は、道民を危険な状態になる可能性を放置しているとしか思えません。
先日の会見で知事は、「的確な情報発信が必要」と話していました。
それなのに、公表しないということは、一部の役人さんの判断ということです。
他の都府県同様に、できるだけ速やかに、詳細の情報公開を求めます。