親父の小言

親父的な言葉で、世の中の出来事を語ります!!!

IOC

IOCがやっと、延期を含めた東京オリンピックの開催を検討すると発表しました。
私は、ちょうど1週間前に提言を書きました。延期するべきと。
対応が遅すぎます。さらに4週間のうちに結論を出すと言っていますが、本当に遅すぎです。


延期の場合、各競技場の確保、販売済チケットの問題、各種競技団体との調整、競技場跡地のマンションの建設や、引き渡し時期の調整、等々、調整が必要な問題が山積みなのは、最初から分かっていました。
ぎりぎりになって、無観客での開催や、開催中止の判断をすれば、その何倍もの影響が考えられます。時に経済効果が見込めなくなるため、IOCとしても困ることになるからです。
とにかく、早急に結論を出し、数ある問題を調整し、すべての問題をクリアにしてからの、オリンピック開催を期待します。ただ、アスリート目線で考えると、1年、2年の単位で延期となった場合は、ベストなコンディションを維持できるかどうかの不安を感じるところですが。


私自身、民泊の経営に携わっておりますので、開催が予定されていた日程は、すでに予約で埋まっていたものが、全てキャンセルとなるだろうし、新型コロナウィルスの問題がその時期までに解決されても、外国人観光客は、去年と比べても半減するでしょうから、厳しい経営状態が続くことは予想されます。
ただ、予定通りの日程で、無観客での開催を強行した場合は、オリンピックによる、経済効果が、宿泊業、旅行業、飲食等で、全く期待できないものになるのですから、延期されても、正規な開催をしてもらえれば、それまで何とか我慢して、オリンピック景気を期待できると思うのです。


話は変わりますが、
1940年東京オリンピックは、開催を予定していましたが、第二次世界大戦の影響で中止となりました。
40年後、1980年モスクワオリンピックは、東西冷戦の問題で、西側諸国がボイコットをしたため、日本選手は参加できませんでした。
次の40年後、今年2020年東京オリンピック。
さて、どのような結論になるのか、今後も注視していこうと思います。