親父の小言

親父的な言葉で、世の中の出来事を語ります!!!

新型コロナウィルス 2

北海道では、3月6日現在90人の感染者が発表されています。


いまや各地でクラスターと呼ばれる、一気に感染者が増える現象が各地で報告されています。
しかし、そもそも北海道の感染の発端は、「さっぽろ雪まつり」にあると思うんです。
誰も、このことを声を大にして言う人がいませんが。


雪まつりが開催された時期は、中国・武漢での感染が報道されて、中国政府は団体旅行を禁止したタイミングでした。
ところが、日本政府の水際対策はほとんど無策で、個人旅行の中国の人たちは大量に来日し、雪まつりにも大勢来られていました。


例えば、熊本で最初に発表された感染者は、札幌に来られていたようですし、雪まつり会場で事務作業をしていた札幌の人も感染しています。
これは、あくまで氷山の一角です。


やっと、保健所を通さずに、検査ができる体制になったので、検査が断られる人は少なくなると思いますし、今後、簡易検査が可能になった場合、飛躍的に感染者の数が増えるものと想像できます。


とにかく、初期段階の水際対策、雪まつりという海外からこられる大勢の観光客に対する予防対策、いずれも完全なものではなかったと言えます。
少なくとも、私の予想では、GWくらいまでは、新型コロナウィルスの問題は続くと考えていますが、観光関連、飲食業をはじめとして、たくさんの事業者は、その時期まで今の状態が続くと、事業を継続できないところが多く出てくるでしょうが、政府が発表している支援策も、多くの事業者には届かずお粗末なものです。


政府が責任を持って、全ての問題を早期に解決する方策を次々と、打ち出してもらいたいものです。